生物生産科

生物生産科とは

農業における技術革新や経済社会の変化に対応する観点から、農業生産を基本とした施設園芸に関わる知識・技術の習得と、生物工学(バイオテクノロジー)や、大型農業機械による先端技術を学習し、地域社会の発展に寄与できる人材の育成を図ります。

内容と特色

第2学年からコース別に科目選択を行い、より専門的な学習と幅広い専門科目を学習することができ、農業に関する技術者および多くの分野で活躍できるスペシャリストの育成を目指しています。また、大学進学など進路希望に応じた選択科目もあります。

(1)草花コース (鉢花栽培を中心とした施設園芸)

草花に関する施設園芸の技術を、複合環境制御温室やガラス温室・ハウスを利用し、実際に栽培しながら学習することができます。草花班では、人工的に調節された温度や光などの環境条件で、花壇苗やシクラメンなどの美しい草花素材を生産したり、ガーデニングやフラワーデザインなど、身近な生活に活用することについて学びます。

(2)野菜コース(野菜栽培を中心とした施設園芸コース)

野菜班では、環境に配慮して、昆虫を使った受粉作業や植物エキスを抽出した害虫対策などの無農薬栽培、有機栽培を行い、安全・安心・新鮮な野菜作りを学びます。また、水耕栽培施設では、トマトやレタスなどを栽培し、肥料濃度や環境についての実験実習を行います。

(3)生物工学コース(植物の組織培養を中心としたバイオテクノロジー)

生物工学では植物の組織培養とラン、山野草の栽培を行っています。植物の組織培養ではラン類の無菌播種、茎頂培養、作物・野菜のウイルスフリー苗作出、DNA抽出、胚培養・葯培養、細胞融合を行っています。ランの栽培では主としてオンシジューム、コチョウランを茎頂培養により作出し、開花株まで育成している。山野草の栽培では主として絶滅危惧種を組織培養もしくは播種により増殖しています。

(4)農業機械・作物コース(大型農業機械を導入した農業技術の学習)

農業機械・作物コースでは、水稲を基にた栽培管理・技術の向上と、生産に必要な農業機械の運転・操作を、実習を通じて身につけてもらいます。それに伴い、農業機械の点検・整備技術の習得を目的とした授業も行っています。プロジェクト研究として宍道湖水を利用した稲作や、溶接技術を使ったプロジェクト、農業機械の整備技術に関するプロジェクト研究の取り組みを行なっています。また、3年次には機械修理にも利用されるガス溶接の資格取得にも取り組んでいます。

教育課程表

各学科教育課程票は教育課程表ページをご覧ください。

取得可能な資格

危険物取扱者(丙乙種)、バイオ技術検定、簿記検定、農業技術検定、
フラワー装飾技能検定、小型車両系建設機械、漢字検定、英語検定など

卒業後の進路

・島根大学 ・香川大学 ・南九州大学 ・島根県立大学
・鳥取短期大学 ・中四国酪農大学校 ・山陰中央専門大学校
・島根県立農林大学校 ・島根職業能力開発短期大学校
・島根歯科技術専門学校 ・出雲コンピュータ専門学校
・総合フラワーデザイン専門学校 ・出雲村田製作所 ・島根富士通
・由志園 ・一畑百貨店 ・ホテル玉泉

・三菱農機 など

卒業生からのメッセージ

私は農業に興味があり、この学科を希望しました。1年生のときは農業を基礎から学習するため、初めて農業をする人でも安心して授業を受けることができます。実際に自分で畑を持ち、自らが栽培した野菜を収穫する喜び、食する楽しみが得られるのは、この生物生産科ならではです。2年生からはコース別の専攻学習により実習時間も増えます。3年生になると農業専門科目と進学希望科目に分かれるため、将来必要となる学習も行うことができます。私は、農業専門科目を選択し、より専門的な知識が増えました。実習が多いことで学んだ知識が深まり、自分で考え行動できる力も身につきました。

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