授業風景
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2025. 05.21
大田市にサツマイモ(おいらん、太白)植え付け
生物生産科植物バイオコースです。サツマイモの品種 おいらん、太白を大田市で定植しました。おいらん、太白は江戸時代に栽培されていたとされる品種です。大田市石見銀山は、江戸時代幕府の直轄地である天領でした。1732年頃全国的に享保の大飢饉のさなかでした。幕府から代官として送られた井戸平左衛門氏は年貢を免除し、サツマイモを植えて飢えからしのぐようにしました。その品種がおいらん、太白と言われています。昔の品種で栽培しにくい品種です。できたイモを石見銀山地域の活性化に役立てていただきという思いです。大田市、大田商工会議所など大田地区の皆さんが「あなご」に次ぐ特産品にしたいと期待していらっしゃいます。松江農林高校では、バイオ苗を作成し、品種を安定させ大量増殖したいと考えています。
協力農家さんから植え方の指導を受ける